2011年8月19日金曜日

【DIY】洗面台+化粧台を交換しました-Bathroom vanity Replacement

まず、交換前の状況です。
このスペースは、紙の壁紙が施行されていますが、経年の劣化により、汚れめくれ、はがれ
がきつくなっています。



反対側はこのようになっています。
天井の塗装が、経年劣化で大きくはげています。見栄えも悪くなって
薄暗い感じをかもし出しています。



さて、

ここから下準備をはじめます。

1、設置物を全部取り払い、壁紙をはがします。

壁紙を剥がす際には、壁紙を気の赴くままに剥がします。

ところが、この壁紙。素直にははがれません。被接着面に薄く壁紙の膜を残してはがれます。

この薄いやつをきれいに剥がさないといけません。

その方法ですが、水をその面にたっぷりつけて浸透させます。

ころあいを見て、ヘラを用いて下から上へはがすと「ベロベロ、ベロ~ッ」と剥けます。

これを壁紙が貼られていた場所すべてについて実施します。

この写真のようになります。

2、この状態で、ペンキを塗る部分に「シーラー」を塗ります。

今回は、「アサヒペン 水性シーラー」ライトレモン 1リッターを利用しました。

3、シーラーが乾いたら、ペンキを塗ります。


今回は、「アサヒペン インテリアカラー キッズルーム」 パステルイエロー 1.6リットルを

使用しました。(本当は、キッチン&サニタリーを使いたかったのですが、ホームセンターに

なかったのでこれにしました。)

塗料は、大まかなところはローラーで、細かいところは刷毛で塗りました。

あと、忘れていましたが、ペンキを塗る前にマスキングをしっかりしておいてください。


<塗り方のコツ>--------------

・塗料をケチらない。
・ローラーはゆっくりまわして塗る。
・最低二回塗る。
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こんな感じでしょうか。

ペンキが塗り終わったら、よく乾かしてください。


4、化粧台部分を壁に取り付ける。

化粧台を取り付ける壁に、これを支えるのに十分なあて木があればいいのですが、

どうも弱いという場合、補強板を設置します。

このシステムの説明書には、横木を這わせるようにと指定されていましたが、

そんなのメンドクセェとおもいましたので、縦に木をはわせました。

この縦木に化粧台をネジで固定しました。


5、洗面台部分の設置-下準備~設置

古い家は、洗面台の説明書に書いてあるような、給水管、配水管の配置にはなっていません。

往々にして期待を裏切ります。洗面台をポンと置いて配管をババッとつないで終わりとは

ならない。全然ならない。

我が家では、向かって左からお湯の給湯管、真ん中が配水管、右が普通の水が出る給水管

の順で並んでいます。

しかも、壁に接近した状態です。



一応、洗面台を何も加工しないでかぶせようとしましたところ、お湯の管が引っかかり、

削りが必要と判明、また、排水管の位置が、標準で開いている穴よりも壁側にあるため、

企画穴は使えず、新たに洗面台に穴をあける必要性ありと発覚、さらに、水の給水管も

同様に洗面台側に穴を開ける必要性がありました。

もっとひどことに、給湯、給水両配管に止水栓がつくのですが、普通の水道の蛇口なので

洗面台の壁面を大きくカットしないといけないことが判明しました。

洗面台の工事は大変な作業となりました。

その苦労の結果がこの画像です。


洗面台の床部分に穴が三つ開いています。そのうち一個に何も配管が通らない事態に

なっています。これは、方眼紙で下がきして穴を開ける場所を確定してやったのですが、

なんと、裏表逆にしてしまった結果こうなってしまいました。

このような失敗を経て洗面台の設置に至りました。

6、配管の接続ー継手が必要

排水管の接続は、洗面台附属のプラスチックの配管でOK。

ここで問題です。

洗面台の蛇口につながるホースと給水、給湯の配管が繋がりません。

・止水栓からホースまでの長さが足りない。

この点に関しては、フレキ管というものが市販されていますので、好みの長さに近い規格品を

調達します。

しかし、

・フレキ管とホースの接続が両方とも「雌ネジ」

なんだこれ???と素人ちゃんは思います。私も素人ちゃんなので思いました。

でも、何ということない。「継手」というものが市販されていました。

必要としたのは、両サイドが「雄ネジ」ものです。二個購入しました。

そんで、繋げたのが下の画像。



このように、試行錯誤ではありましたが、無事、接続完了しました。


配管完成の図


7、交換完了-給排水のテスト

新しい洗面台の設置、配管が完了したら、テストします。

・水の給水をテスト
→洗面台の蛇口をひねって水を出す。
水が出て、給水管から水漏れが無ければテストOK。
・お湯の給湯をテスト(給湯機のシステムを立ち上げておく)
→洗面台の蛇口をひねってお湯を出す。
お湯が出て、給湯管からお湯漏れが無ければテストOK.。

・オーバーフローテスト
→洗面台の洗面器に水を張り続け、溢れ防止の穴から水が排水されることを確認
このとき、洗面器から水漏れなきことを確認。

これらのテストを実施し、問題なければ、交換完了です。

8、使用感

交換前の洗面台は、洗面器自体が小さく、設置位置も低かった為、179cmの身長を

もつ私には非常に使いずらい洗面台でした。

今回、洗面台交換後の使用感は、ものすごく使いやすくなりました。

洗面器の幅は75cmに広がり、設置位置も高くなりました。そして何よりも、化粧鏡に

「自分の顔が映る」ことに感動しています。

旧化粧台では、別付けで化粧鏡のついた物置がついていたのですが、そのときは

「自分のあご」までしか映らない有様でした。

また、化粧台設置スペースの壁を黄色に塗ったおかげで、場の雰囲気がよくなりました。

とても気に入っています。

洗面化粧台交換完成図


費用

本体:¥27,800円
送料:¥ 1,800円
雑費:¥ 2,590円(継手、フレキ管、ペンキ)
合計:¥31,290円

施行期間:4日
でした。

なかなかお安くできたと自画自賛しています。


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