リフォーム前は、壁に壁紙が張り付いている状態で、劣化、しみによる汚損が激しく
なっている状態です。
リフォーム前の状況(壁紙が黄ばんだり、禿げたり) |
今回の壁リフォームは、既存の壁紙を剥がし、きれいにした後、ペンキを塗ることにしました。
まず、この汚くなった壁紙を全部きれいに剥がします。
これが結構難儀な仕事でした。
というのは、
壁紙自体は強引にでも、引っ張って剥がせばはがれるのですが、壁に薄皮が残るのです。
この薄皮は、壁をぬらして、ヘラを使って丁寧に剥ぐ作業が必要になりました。
この作業が結構しんどい。
時期が時期ということもあり、10分も剥がしていると、滝のような大汗が吹き出てシャツは
びしょびしょになりました。
その結果、
壁紙をはがした状態。 |
写真のようなこんくりーと壁むき出しの状態が完成しました。
家の場合、コンクリート壁のほか、石膏ボード、厚紙等が壁に使用されている部分も
あります。
次に、
壁面のでこぼこや傷、ヒビを補修するために、パテを補修の必要な部分にヘラでこすり付けます。
今回使用したのは、
「セメダイン HC-158 かべパテ 室内壁補修用1kg」です。
このパテは、パテそのものがビニール袋に入っており、角を少し切り落とし必要な量を
ヘラに出して使うと、パテが無駄にならないと思います。あまったパテは、袋の先を乾燥しない
ようにして保存すれば、また、必要になったときすぐ使えます。
私の場合、このパテは、コンクリート壁のでこぼこ部分や陥没部分に適量のパテをヘラにつけ
こすり付ました。
簡単に補修できます。また、仕上がりは、きれいでつやつやです。
(ちなみに、パテの色は「白)」です)
パテによる補修作業の後は、
ペンキの付きをよくするために、シーラーを塗布します。
今回使用したのは、
「アサヒペン 水性シーラー 1リットル」です。
近所のホームセンターで一本¥1,480円でした。
このシーラーを今回は、階段室の天井部分壁部分全体に塗布しました。
このシーラーは、水で薄めないタイプで、原液をトレイにそのまま出して、ローラーで塗布しました。
シーラー塗布完了後、暫く乾燥させます。
本当は、一日でいいのですが、2,3日放置しちゃいました。
次に、ホンチャンのペンキ塗りの作業に入ります。
(塗りの作業の前には、必ず養生をしてくださいね。当たり前ですけど・・・)
今回、使用したペイントは、前回の洗面台の付け替えの際に壁を塗ったものと同じ塗料を
塗ることにしました。
「アサヒペン インテリアカラー キッズルーム」 パステルイエロー 1.6リットル
この塗料です。
使用した量は、2缶、すなわち、3.2リットルでした。
この塗料は、二度目の使用なので、使い勝手はわかっていました。
水で薄める量は、一缶に対して100ミリリットルから150ミリリットル程度がよかったように
思います。(薄める際には、少しずつ薄めて最適な濃度を個別に作ってください)
塗る回数は基本的に二回必要と思います。
塗るのに使う道具は、ローラー刷毛大小各一。
大きいローラーは、塗布平面の中央部分をメインに使います。
また、小さいローラーは、壁の際の細かい部分に使います。
壁と壁の接合面に小さいローラーを、壁の角に押し付ける感じで塗料を塗布すると乗りがいいです。
きれいに塗るコツとしては、一度塗布した部分は、ある程度乾くまで修正をしないことだと思います。
生乾き状態で修正すると、せっかく塗った塗料がこそげ取れてしまい変なスジが走ってしまいます。
そして、塗布完了した状態が下記の写真のようになりました。
意外にこの色よかったです。だいぶ明るい雰囲気に変わりました。
きれいに仕上がりました。 |
費用:約¥10,000円