2011年3月21日月曜日

東日本大震災-我が街浦安の被災状況-

私、今般の大地震で被災しました。

でも、東北の皆さんと比較すると「へ」でもないんですが、こんなの生まれて初めてですから

その状況をとった写真をアップしておきます。

わが街浦安は、埋め立ての街でもあります。神戸のポートピアアイランドと同様、以前から

大地震の際には、「液状化」がおこるといわれていました。

今般の大地震で、その予想通り「液状化」が起こりました。それも、思ったより、酷いです。

我が家は、傾きこそしませんでしたが、ガス、水道、下水道がダウンしました。

唯一ダウンしなかった電気ですが、これは、皆さんご存知の「計画停電」でダウンします。

千葉県知事、浦安市長が「浦安は被災地だから、計画停電から除外するよう」東京電力

千葉支店にお願いしていたところ、一度は聞き入れられましたが、結局、計画停電の対象

になってしまっています。

また、

水道、ガスが供給停止ということは、煮焚き、風呂、トイレの排水等まったくできない状況。

飲料水は、普段からペットボトルに蓄えてから使うようにしていたので2日は持ちました。

ただ、3日目以降は枯渇。幸いにして、近所の小学校に自衛隊の皆さんが、災害派遣で給水

活動をしていただいていたので、これを利用させていただきました。大変助かりました。

自衛隊の皆さん、ありがとうございます。

このお水でご飯を炊いておにぎりを作って家族で食べました。

(それ以前は、コンビニで調達した弁当で乗り切る)

お湯を沸かしたいと思って、物置を見ると、先代が遺していった「しちりん」+「木炭」があったので

助かりました。

生まれて初めて、「しちりん」使って湯を沸かしました。

はじめての「しちりん」


まず、まず、火を木炭に着火さすのが一苦労。

それで

ついたら、ついたで

お湯を沸騰させるのにも40分超の時間が

かかる。

ガスコンロでいつもは、5,6分でできるのに

ガスのありがたみを痛感しました。



しかしながら、この「しちりん」でお湯を沸かす作業でわかったのは、この方法で沸かしたお湯は

非常に「滑らか」で「やさしい」お湯だということです。

このお湯で入れたコーヒー、日本茶、紅茶は、ガスで沸かしたお湯と比較して、私たちの口に合う

おいしいお湯に感じました。(カップラーメンで使っても、なんか一味違う)

今後、ライフラインが復旧しても、贅沢な気分を味わうためにこれでお湯を沸かす機会があると

思います。

不自由の中に、新たな発見ができました。

さて、

液状化の状況ですが、私が記録したものは、以下のとおりです。

東京ベイシティー交通運動公園停留所(2011.3.12)

液状化の影響で、歩道が隆起しています。

電柱・案内表示・停留所の施設が、ありえない

形状になっています。

よく倒れなかったものだと思いました。











近所の小学校も液状化で被害。自動車が地中に埋没


この一枚も普段ではありえない光景です。

校庭も水浸しになっていました。




















JR舞浜駅南口



この一枚は、JR舞浜駅南口のロータリー
です。

液状化で設備が埋没してしまいました。











浦安市舞浜の住宅街


この一枚は、住宅地の液状化の状況です。

水平感覚が麻痺してしまい、道路が壊れて

いるからか、若干、家も傾いているように

見えます。









液状化の被害ー浦安市鉄鋼通り-



こちらも酷い状況です。ここは、水道管が

損傷しているようで、地面の亀裂から、水が

じわじわ噴出していました。











三月十一日に突然、被災することになってしまいましたが、何とかやっています。

まだ、じぶんのことで精一杯ですが、小さなことから自分のできることをやって生きたいと思います。


地震発生から、10日が経過しました。

自衛隊の皆さんをはじめ、ライフライン復旧のためにがんばってくださっている皆さん、液状化で

噴出した砂を除去してくださっているボランティアの皆さん、心から感謝します。

本当にありがとう。

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