スマホをデータSIMで運用している状況で、電話を使えるようにと
FUSION IP-Phone SMARTアプリを入れています。
FUSION IP-Phone SMART同士の電話は無料なので、家族の連絡用に
みんなの端末に入れています。
今回、このFUSION IP-Phone SMARTを固定電話として転用する方法に
ついて記録します。
FUSION IP-Phone SMARTの良いところは、初期費用、月額基本料がかからない点です。
FUSION IP-Phone SMARTの詳細はこちらのリンクを参照
1.FUSION IP-Phone SMART固定電話化に必要なハードウエア
これは、電話線を2個つなげるタイプですが、1個でもいい場合は、TH701でもOK。
(PR))
電話機本体は、「パナソニック デジタルコードレス電話機 子機1台付き 迷惑電話対策機能搭載 VE-GD24DL-W」を買いました。
(PR)
接続は、TH702を手持ちのルーターに繋げ、さらに、電話とつなげます。
後は、TAと電話の電源をそれぞれ電源タップから取ってください。
接続は簡単なのでこの程度でOKかと思います。
2.TH-702の設定について
2-1、TH-702のIPアドレスを調べます。
接続が終わっている状態で電話機の受話器を上げて、「***」とアスタリスクを
三回連打!
してください。
すると、
「Enter menu option!」
と女性の声が聞こえてきます。(最初はわかりづらい)
これに対して、
「02」(ゼロ・二)をプッシュします。
すると、
「IP address 192.xxx.x.x」
と返事されますので、この数字を控えてください。
わからない場合は、一度受話器を置いてから、「***」から
打ち直して「IP address」以下を、耳をそばだてて聞き取ってください。
2-2.TH-702の設定をする
普段使っているブラウザーを立ち上げてください。
アドレスバーに2-1で調べたIPアドレスを打ち込んでください。
すると、
「Grandstream Device Configration」というタイトルの画面が立ち上がり、
「Password」を入力するダイアログが出てきます。
このPassword欄には、
「admin」
と入力し、「Login」ボタンを押してログインします。
2-2-1.タイムゾーンの設定
すると、「Grandstream Device Configration」の下にメニュータブつきの画面が
出てきますので、このうちの「BASIC SETTINGS」のタブをクリックしてください。
「BASIC SETTINGS」の画面をスクロールすると、
「Time Zone」の欄がありますのでそこのプルダウンメニューから
「GMT+9:00 (Japan,Korea, Yakutsk)」を選択して
画面一番下にある「Apply」を押してタイムゾーンの設定をセーブしま
す。
2-2-2.NTPサーバーの指定
「BASIC SETTINGS」タブから、今度は、「ADVANCED SETTINGS」タブを
クリックしてください。
「ADVANCED SETTINGS」タブ画面の下のほうにあります、
「NTP Server」欄に、
「ntp.jst.mfeed.ad.jp」もしくは「ntp.nict.jp」
いずれかを入力してください。
終わったら、画面一番下の、「Apply」を押してNTPサーバーの指定を
セーブします。
2-2-3.アカウント情報の設定
「ADVANCED SETTINGS」タブ画面から、「FXS PORT1」タブを
クリックします。
「FXS PORT1」タブ画面上の一番上の。
「Account Active」欄の「No」、「Yes」が、「Yes」になっている
ことを確認してください。
次に、
「Primary SIP Server」欄に「smart.0038.net」と入力してください。
また、
「NAT Traversal」欄を「Keep-Alive」にします(ラジオボタン)。
そして、
「SIP User ID」
「Authenticate Password」
上記2つの欄に、FUSION IP-Phone SMARTから提供されている、
SIPアカウント
SIPアカウントパスワード
をそれぞれ入力してください。
また、画面をスクロールして、
「SLIC Setting」欄のプルダウンメニューから、「JAPAN CO」を選択
「Caller ID Scheme」欄のプルダウンメニューから、「NTT Japan」を選択してください。
これまでできたら、画面一番下の「Apply」を押してユーザー設定を終わります。
2-2-4.設定の確認
「Grandstream Device Configration」の「STATUS」タブをクリックしてください。
一番下に表みたいなところがあります。
「Port Status」って書いてあります。
この欄の電話機がつながっているポート、私の場合は、FXS1の欄の「Registration」
の項目が、「Registered」となっていればOK。
ここまでで設定は終わりです。
FUSION IP-Phone SMARTが固定電話として使えます。
3.スマホと固定電話の使いかた
設定が終わりましたが、同じ番号の電話機がモバイル(スマホ)と今回設置の固定電話
と2個できました。
両方使えるようにしていると、電話がかかってきたときは、どっちの端末が鳴るのでしょうか?
答えは、固定電話のほうが鳴りました。
TH-702をつけっぱなしで外出すると、スマホには、着信しませんので注意しましょう。
これは、逆に使い方次第では、うまく使える余地がありますので、利用者の機転を効か
した利用を期待できます。
4.使ってみて驚いたこと
・電話の音声品質がとても良いです。
スマホ端末では、考えられまいほど音がクリアです。おうちにいるときは、固定で
使ったほうが良いと思いました。
・ナンバーディスプレーが使える
ナンバーディズプレーって、契約しないと出ませんよね。でも、固定電話の液晶部
分に出てきます。相手のナンバーが。
ただ、TH-702利用時の着信記録は、固定電話のほうにだけ記録が残ります。
スマホには、残りません。
以上、FUSION IP-Phone SMARTの固定電話化について記録しました。
興味のあるかたは、お試しを。ただ、自己責任でお願い致します。。。
維持費なしなので魅力的です。
FUSION IP-Phone SMARTアプリを入れています。
FUSION IP-Phone SMART同士の電話は無料なので、家族の連絡用に
みんなの端末に入れています。
今回、このFUSION IP-Phone SMARTを固定電話として転用する方法に
ついて記録します。
FUSION IP-Phone SMARTの良いところは、初期費用、月額基本料がかからない点です。
FUSION IP-Phone SMARTの詳細はこちらのリンクを参照
1.FUSION IP-Phone SMART固定電話化に必要なハードウエア
- TA(ターミナルアダプター)
- 電話機本体
以上2点が必要です。
我が家では、「groundstream HandyTone HT702」を使っています。
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これは、電話線を2個つなげるタイプですが、1個でもいい場合は、TH701でもOK。
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電話機本体は、「パナソニック デジタルコードレス電話機 子機1台付き 迷惑電話対策機能搭載 VE-GD24DL-W」を買いました。
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接続は、TH702を手持ちのルーターに繋げ、さらに、電話とつなげます。
後は、TAと電話の電源をそれぞれ電源タップから取ってください。
接続は簡単なのでこの程度でOKかと思います。
2.TH-702の設定について
2-1、TH-702のIPアドレスを調べます。
接続が終わっている状態で電話機の受話器を上げて、「***」とアスタリスクを
三回連打!
してください。
すると、
「Enter menu option!」
と女性の声が聞こえてきます。(最初はわかりづらい)
これに対して、
「02」(ゼロ・二)をプッシュします。
すると、
「IP address 192.xxx.x.x」
と返事されますので、この数字を控えてください。
わからない場合は、一度受話器を置いてから、「***」から
打ち直して「IP address」以下を、耳をそばだてて聞き取ってください。
2-2.TH-702の設定をする
普段使っているブラウザーを立ち上げてください。
アドレスバーに2-1で調べたIPアドレスを打ち込んでください。
すると、
「Grandstream Device Configration」というタイトルの画面が立ち上がり、
「Password」を入力するダイアログが出てきます。
このPassword欄には、
「admin」
と入力し、「Login」ボタンを押してログインします。
2-2-1.タイムゾーンの設定
すると、「Grandstream Device Configration」の下にメニュータブつきの画面が
出てきますので、このうちの「BASIC SETTINGS」のタブをクリックしてください。
「BASIC SETTINGS」の画面をスクロールすると、
「Time Zone」の欄がありますのでそこのプルダウンメニューから
「GMT+9:00 (Japan,Korea, Yakutsk)」を選択して
画面一番下にある「Apply」を押してタイムゾーンの設定をセーブしま
す。
2-2-2.NTPサーバーの指定
「BASIC SETTINGS」タブから、今度は、「ADVANCED SETTINGS」タブを
クリックしてください。
「ADVANCED SETTINGS」タブ画面の下のほうにあります、
「NTP Server」欄に、
「ntp.jst.mfeed.ad.jp」もしくは「ntp.nict.jp」
いずれかを入力してください。
終わったら、画面一番下の、「Apply」を押してNTPサーバーの指定を
セーブします。
2-2-3.アカウント情報の設定
「ADVANCED SETTINGS」タブ画面から、「FXS PORT1」タブを
クリックします。
「FXS PORT1」タブ画面上の一番上の。
「Account Active」欄の「No」、「Yes」が、「Yes」になっている
ことを確認してください。
次に、
「Primary SIP Server」欄に「smart.0038.net」と入力してください。
また、
「NAT Traversal」欄を「Keep-Alive」にします(ラジオボタン)。
そして、
「SIP User ID」
「Authenticate Password」
上記2つの欄に、FUSION IP-Phone SMARTから提供されている、
SIPアカウント
SIPアカウントパスワード
をそれぞれ入力してください。
また、画面をスクロールして、
「SLIC Setting」欄のプルダウンメニューから、「JAPAN CO」を選択
「Caller ID Scheme」欄のプルダウンメニューから、「NTT Japan」を選択してください。
これまでできたら、画面一番下の「Apply」を押してユーザー設定を終わります。
2-2-4.設定の確認
「Grandstream Device Configration」の「STATUS」タブをクリックしてください。
一番下に表みたいなところがあります。
「Port Status」って書いてあります。
この欄の電話機がつながっているポート、私の場合は、FXS1の欄の「Registration」
の項目が、「Registered」となっていればOK。
ここまでで設定は終わりです。
FUSION IP-Phone SMARTが固定電話として使えます。
3.スマホと固定電話の使いかた
設定が終わりましたが、同じ番号の電話機がモバイル(スマホ)と今回設置の固定電話
と2個できました。
両方使えるようにしていると、電話がかかってきたときは、どっちの端末が鳴るのでしょうか?
答えは、固定電話のほうが鳴りました。
TH-702をつけっぱなしで外出すると、スマホには、着信しませんので注意しましょう。
これは、逆に使い方次第では、うまく使える余地がありますので、利用者の機転を効か
した利用を期待できます。
4.使ってみて驚いたこと
・電話の音声品質がとても良いです。
スマホ端末では、考えられまいほど音がクリアです。おうちにいるときは、固定で
使ったほうが良いと思いました。
・ナンバーディスプレーが使える
ナンバーディズプレーって、契約しないと出ませんよね。でも、固定電話の液晶部
分に出てきます。相手のナンバーが。
ただ、TH-702利用時の着信記録は、固定電話のほうにだけ記録が残ります。
スマホには、残りません。
以上、FUSION IP-Phone SMARTの固定電話化について記録しました。
興味のあるかたは、お試しを。ただ、自己責任でお願い致します。。。
維持費なしなので魅力的です。