2011年5月16日月曜日

国際送金-住所あて送金-

知人に送金ニーズがあったので、国際送金を行いました。

国際送金には、1、口座間送金、2、口座宛送金、3、住所宛送金の三種類が確認できました。

いずれも手数料が高いですが、仕方ないと割り切って使いました。

1~3のイメージを説明しますと下記の通おりです。

1、口座間送金
この方法は、送金側、入金側双方が銀行等の口座にお金が移動することとなります。

この場合、相手の受け取り口座の銀行名、支店名、口座名義人、口座番号等の詳細な情報が

必要となります。

2、口座宛送金
この方法は、送金側に銀行口座等を介さず、送金したい量に相当する金銭を金融機関に渡し、

送金先の相手の受け取り口座の銀行名、支店名、口座名義人、口座番号等を指定して金銭を

送金する事となります。

1との違いは、送金口座が、現金になることです。このメリットは、送金側の口座情報を明かす

必要がないことだと思います。

3、住所宛送金
この方法は、送りたい金銭の額を日本円で支払い、受け取り相手の住所へ、為替証書を郵送して

もらい、受取人が任意の現地金融機関でこの為替証書を提示して指定の金銭を受領する方法です。

この場合、相手の銀行口座の情報を知らなくても、また、それらの情報を教えてもらわなくても、送金

したい相手の住所さえわかっていれば、送りたい金額を送金できます。

今回私は、「3」の住所宛送金を選択しました。

この住所あて送金は、国によって当該国の通貨を為替証書に表示せず、国際通貨である、ドル

や、ユーロ等で為替証書上表示されて相手の手元に届けられる場合があります。

このような場合、円で入金してドルに換算され、為替証書があいてに渡り、受け取り時に現地通貨

に変換されて金銭が受領となります。

つまり、円→ドル→現地通貨という、Exchangeが二回挟まることになります。

このことから、為替相場の変動により、相手に渡る金額が多少変動することとなります。

ですから、この方法で送金する際には、多めに見積もって送金する必要があると思います。

また、あらかじめ、住所宛送金をする際、適用為替レートを聞いて、送金すべき金額をドルベース

で把握しておけば、円→ドルExchangeの際に予想外のレート適用でびっくりすることはなくなると

思います。

後は、受取人に自分の好きなタイミングで現地通貨化してくださいとメールを打つだけです。

今回私は、ゆうちょ銀行の国際送金(住所あて送金)を利用しました。

送金相手国は韓国、送金日数は、金融機関営業日ベースで二週間程度かかるそうです。

また、手数料は、2,500円(為替証書10枚までこの金額でいけます)かかりました。

下記にアプリケーションシートを掲載しておきますのでご参考まで。

このアプリケーションシートには、受取人の名前、住所、郵便番号、国名を記入。

韓国への送金の場合、住所欄には、ハングルや日本語表記の住所ではなく、「韓国語読みのローマ字表記」を住所欄に記入しなければゆうちょ銀行は受け取ってくれません。

ここは、受け取り相手にあらかじめ確認しておく必要があります。

差出人欄は、航空便の手紙を送る要領で書きます。すなわち、番地、○○町、■■市、△△(都道府県名)、郵便番号、JAPAN。

あと、この方法では、本人確認書類に掲載されている通りに住所、氏名をしなければならない部分が

写真の「通信文」欄の右側にあります。これを注意書きの指示通りに署名します。

あと、「送金目的」欄に今回の送金の趣旨を記入します。これは、日本語でokです。

あと、外為法、外国貿易法に基づく許可云々についての欄がありますが、通常、一般人の場合は、

もれなく「不要」にチェックをつけておけば何もいわれません。

このような事項を記入して、送りたい金額の日本円相当額を添えてゆうちょ銀行の窓口に依頼

すれば、本人確認をされた上で、送金が実行されます。

でも、手数料、為替高いですね。

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